251日ぶりに現れた李雪主夫人、金正恩委員長と飛行術参観
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.05 13:50
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が人民軍航空及び反航空(空軍)指揮官の飛行術大会を参観したと、官営朝鮮中央通信が4日報じた。ここに李雪主(リ・ソルジュ)夫人も出席したという。李雪主夫人の公開活動は3月28日に北朝鮮式百貨店「未来商店」を訪問して以来251日ぶり。李夫人は2012年7月に結婚した後、保育園訪問など金正恩委員長の公開活動に少なからず同行していた。
しかし李夫人は今年に入って9カ月間ほど姿を見せなかった。今年4月に平壌(ピョンヤン)を訪問した故・金正日(キム・ジョンイル)総書記の元料理人、藤本健二氏は「当時、風邪をひいた娘のために李雪主夫人は(金正恩委員長と一緒にした)食事の席に出てこなかったという説明を聞いた」と話した。藤本氏は2012年7月の訪問当時は李夫人と食事を一緒にした。最近は李夫人がしばらく公開活動をしていなかったため、金正恩委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)宣伝扇動部副部長の牽制を受けているのではという見方もあった。しかし李夫人がまたメディアに登場したことで、その間に第2子を出産したのではという話が出ている。情報当局者は「金正恩委員長は息子を望んでいる。第2子が息子である場合、金正恩委員長の後を継ぐ可能性があり、胎教と出産に集中するため公開活動を中断する可能性がある」と述べた。しかし李夫人が出産したかどうかは公式的に確認されていない。